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 日本が、世界に誇る伝統文化のひとつ『俳句』『短歌』。
一見、似ているように思いますが、実は「俳句」「短歌」それぞれには異なる魅力があります。
このページでは、『俳句』の魅力について、みてみましょう。

俳句って?

 俳句は、四季おりおりの自然の美しさや、それにより引き起こされる情感を、『5・
7・5』の17音にまとめた定型詩です。
 室町時代(西暦1336-1573)には、上の句(5・7・5)と下の句(7・7)を、別
の人が詠みつなぐ俳諧連歌が広く行われていました。江戸時代(西暦1603-1868)
にはいり、俳諧連歌の最初の5・7・5(発句)が、松尾芭蕉によって独立した文学に
高められ、俳句の原形が完成しました。俳句という呼び名は、明治時代(西暦1868-
1912)に、正岡子規がつけたものといわれています。
 現在では、俳句は『世界で最も短い詩』と評されています。

俳句の形式

基本の形
『5・7・5』の3句、17音。しかし「字足らず」「字余り」といい、音数が17音より少ないことや多いこともあります。
上・中・下の句
5・7・5音で表された3つの部分を、それぞれ上の句・中の句・下の句といいます。また、初句・第二句・結句ともいいます。
句切れ
俳句の途中で流れを切り、感動を強く表現しています。
切れ字
句切れのとき、「や」「かな」「けり」「なり」などの感情を強めるために使う言葉をいい、1句に1つだけ用います。

季語

 俳句には、『季語(季題)』が必須です。しかし、1句のなかに2つ以上の季語を入れることは、よくないとされ
ています。
 季語(季題)は、短い音数のなかで、豊かな感情を最も効果的に表すとともに、季節感を表す言葉として用いら
れています。ただし、昔と今とでは、暦が約1ヶ月ずれており、現在の感覚では捉えにくい季語もあります。
おもな季語
≪ 春 ≫ 〜2.3.4月
うぐいす、梅、うららか、すみれ、桜、花見、桃の節句、若草、朧月、霞、たんぽぽ、ねこやなぎ、八十八夜、彼岸、雪解け
≪ 夏 ≫ 〜5.6.7月
青葉、うちわ、夕凪、雷、五月晴れ、端午、梅雨、登山、昼寝、蛍、めだか、ほととぎす、衣がえ、土用、ひまわり、田植え、にじ
≪ 秋 ≫ 〜8.9.10月
柿、十六夜、赤とんぼ、栗、秋深し、台風、七夕、すいか、月見、ばった、夜寒、夜長、天の川、露、残暑、雁、秋澄む、流星
≪ 冬 ≫ 〜11.12.1月
大晦日、年越し、元旦、初雪、北風、時雨、七五三、ひいらぎ、節分、すすはらい、落葉焚、クリスマス、小春日和、雪、風邪

おもな俳人と句

■松尾芭蕉(まつお ばしょう)1644-1694
 古池や 蛙(かわず)とびこむ 水の音 【古池にとつぜんかえるが飛び込んだ。その水音が一瞬あたりの静けさを破
ったが、またすぐもとの静けさにもどった。ほんとうに静かだ。 季語:蛙(春)】


■高浜虚子(たかはま きょし)1874-1959
 秋空を 二つに断てり 椎大樹(しいたいじゅ) 【真っ青に澄み切った秋空を、椎の大木は、その空を断ってしまうか
のような勢いでそびえている。 「断てり」=切断する。季語:秋空】


■水原秋桜子(みずはら しゅうおうし)1892-1981
 きつつきや 落葉をいそぐ 牧の木々 【きつつきがこつこつと木をつつく音が聞こえる。それにあわせるかのように、
牧場の木々がしきりに葉を落としている。 季語:きつつき(秋)】


■正岡子規(まさおか しき)1867-1902
 赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり 【空は秋晴れで、遠くに見える筑波山の上にはひとつの雲もない。そんな空
を一匹の赤とんぼがゆうゆうと飛んでいる。】


■山口誓子(やまぐち せいし)1901-1994
 海に出て 木枯らし帰る ところなし 【木枯らしは 地上を吹き荒れて海へ出て行くと、行き場を失ってもどることが
できない。木枯らしのあられさを、人間になぞらえている。 季語:木枯らし(冬)】