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 日本が、世界に誇る伝統文化のひとつ『俳句』『短歌』。
一見、似ているように思いますが、実は「俳句」「短歌」それぞれには異なる魅力があります。
このページでは、『短歌』の魅力について、みてみましょう。

短歌って?

 短歌は、5・7・5・7・7の31音にまとめられた、和歌(やまとうたとも言う)の
一形式です。
奈良時代(西暦710-794)には短歌、平安時代(794-1185)以降には和歌、明治
時代(1868-1912)後半からは再び短歌と呼ばれるようになり、現在に至ります。

短歌の形式

基本の形
『5・7・5・7・7』の5句、31音。ここから、和歌(短歌)を三十一文字(みそひともじ)と呼ぶこともあります。
上・下の句
はじめの『5・7・5』の3句を上の句、後の『7・7』の2句を下の句といいます。
句切れ
俳句の途中で流れを切り、感動を強く表現しています。初句で切れていれば「初句切れ」、以下「二句切れ・三句切れ・四句切れ」といいます。
字余り・字足らず
31音より音数が多い場合を「字余り」、少ない場合を「字足らず」といいます。

三大和歌集

 短歌には、『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』から成る三大和歌集があります。それぞれの特徴をまと
めてみました。
三大和歌集
万葉集
三大和歌集のうち最も古い成立で、あらゆる階層の人々の歌を約4500首以上の和歌を収載する日本最古の和歌集です。感情を素直に歌い上げる伸びやかな作風が特徴とされており、奈良時代後期に大伴家持らによって編集されました。
古今和歌集
天皇の命令によりまとめられた、初めての「勅撰和歌集」です。約1000首から成り、優雅で技巧的と評される作風で、紀貫之たにより編集されました。また、代表歌人の僧正遍照、文屋康秀、小野小町、喜撰法師、在原業平、大伴黒主はまとめて「六歌仙」とよばれます。
新古今和歌集
 1210年頃(鎌倉時代)に成立した第8番目の勅撰和歌集です。約2000首の短歌のみから成り、高度な技巧と幻想的・美意識の象徴的・絵画的な特徴が挙げられる作風で、藤原定家らにより編集されました。

おもな歌人と句

■石川啄木(いしかわ たくぼく)1886-1912
 たわむれに 母を背負いて そのあまり 軽(かろ)きに泣きて 三歩あゆまず
【じょうだん半分に母を背負ってみたが、あまりの軽さに、母が年をとったことを思い知らされ、悲しさで三歩とあゆむこ
とができなかった。】


■与謝野晶子(よさの あきこ)1878-1942
 金色(こんじき)の 小さき鳥の かたちして いちょう散るなり 夕日の丘に 
【夕日がさす丘のいちょうの葉が散っていく。その葉は、夕日に照り映えて、金色の小さい鳥がいっせいに舞い降りる
ようだ。】


■北原白秋(きたはら はくしゅう)1885-1942
 石がけに 子ども七人 こしかけて ふぐをつりおり 夕焼け小焼け
【海辺の石がけに、子どもが7人並んでこしをかけ、無心にふぐを釣っている。ちょうど美しい夕焼けで青らも海も赤く
染まり、子どもたちも赤い光につつまれている。】


■若山牧水(わかやま ぼくすい)1885-1928
 白鳥(しらとり)は かなしからずや 空の青 海のあおにも 染まずただよう
【白鳥はひとりで悲しくないのだろうか。空の青さにも海の青さにも染まることなく、白いすがたのままただよっている。】

■俵万智(たわら まち)1962-
 「寒いね」と 話しかければ 「寒いね」と 答える人の いるあたたかさ
 お土産に されて売られて 本当は 誰のものでもない 星の砂
 今日までに 私がついた 嘘なんて どうでもいいよと いうような海