Studying in Cool Japan 来〜るジャパン!海外から日本へ格安留学するなら!


スポンサードリンク



スポンサー リンク


 

 日本が、世界に誇る伝統文化のひとつ『和菓子』。
 『和菓子』には、日本の優れた技術や日本人の創造性が詰まっています。『和菓子』とは、日本の伝統的製造法
で作られたお菓子のことで、明治時代以降に西洋諸国から日本に広まった『洋菓子』に対して使われるようになり
ました。国語辞典などに登場し始めたのは、第二次世界大戦の後のようです。

季節の和菓子

 春夏秋冬の四季がある日本において、『和菓子』は季節を感じる食べ物のひとつでもあります。
 桜の季節の春には、桜餅や桜の花びらをかたどった和菓子が並び、春の気配を彩ります。夏は、涼しげな水羊羹
など、秋は山々の紅葉、冬には雪の厳しい寒さなどを表現した和菓子が作られます。
 また、3月3日ひな祭りには、「菱餅」「ひなあられ」が飾られ、5月5日の端午の節句には「柏餅」「ちま
き」が食べられ、「子孫繁栄」などの願いがこめられています。
桜餅(さくらもち)
菱餅(ひしもち)
粽(ちまき)
三色団子

和菓子の歴史

 その昔、どんぐりや椚(くぬぎ)などの木の実などを砕き、粉にして水にさらして木の実のアクを抜き、団子状
に丸めて熱を加えるなどしたのが、『団子』の始まりと言われています。
 やがて日本最古の加工食品『餅』が登場し、鎌倉時代には茶道の菓子として、「打栗・煎餅・栗の粉餅」などが
登場し、これらが和菓子の原点になったと言われています。
 江戸時代に入り、京都の京菓子と江戸も上菓子が競い合うようになり、菓銘やデザインに工夫を凝らした和菓子
が、次々と誕生しました。現在食べられている和菓子の多くが、江戸時代に誕生したものといわれています。

和菓子の材料

 『和菓子』の主な材料には、「豆」「穀類」「果実」「寒天」などがあります。

 「豆」は、和菓子に最も使われる材料であり、餡の材料となります。「豆」のなかでも、「小豆(あずき)」
は、和菓子には欠かせません。日本では昔から、赤い小豆は魔を祓う力がある食べ物として大切にされてきまし
た。おめでたい日に、お赤飯をたくのも、これが由来しています。
 また「小豆」は、日本全国で栽培可能であり、生産されている小豆の多くが和菓子の餡などに加工されていま
す。

 「穀類」のうち、主に「米」「小麦」が和菓子に使われています。「米」には、普段食べているご飯の「うるち
米」と、餅の原料となる「もち米」があります。それぞれ異なる米の性質を持ち、加熱方法や米を粉にしたときの
粒子の大きさによっても、使い分けられており、米の加工技術は日本人が誇るもののひとつです。
 また、きび・蕎麦(そば)・粟(あわ)などの穀類も、和菓子の材料として使われています。

 和菓子で使われる「果実」といえば、柿と栗が代表的です。
 柿は古代から食されている果実であり、干すことによって保存できる期間が長くなるため、非常食としても重宝
されていました。栗は、縄文時代から栽培されている果実であり、焼き栗などで親しまれていました。その他に
は、梨・みかん・桃なども和菓子の材料として用いられています。
 また、クルミ・栃(とち)などの木の実も、和菓子に使われています。

 羊羹(ようかん)などに欠かせないのが、「寒天」です。寒天は、天草などの海中の草の煮汁を凍結し乾燥させ
作られています。食物繊維が豊富に含まれており、低カロリーな食品としても注目されています。

 その他の主な材料として、「ごま・けし」などの種子類や、「さつまいも」などの芋類、「しょうが・ごぼう」
などの根菜類などがあります。
 和菓子には、日本の技術と、多くの自然の恵みがつまっています。

和菓子の種類

 『和菓子』にはたくさんの種類があります。また、日本全国の地方によって、その特色を活かした和菓子が存在
するため、正式に種類を数えることは難しく、地域の数だけ、和菓子職人の数だけ、種類があるといってもいいか
もしれません。
 『和菓子』には、覚えておくとよい用語もあります。「朝生菓子」と「上生菓子」もそのひとつです。
 「朝生菓子」は、造ったその日に食べる生菓子で、「草もち・団子・大福」などがあります。材料の餅などので
んぷん質は、時間が経つと硬くなります。本来の美味しさを味わうため、朝作り、その日のうちに食べる。こうし
たところから、『朝生菓子』と呼ばれています。
 「上生菓子」は、季節の風物を映し、和菓子職人の技術が反映されており、2〜3日は日持ちします。出来たてよ
りも時間をおいたほうが美味しくなる和菓子が、「上生菓子」です。「カステラ饅頭・栗饅頭」などは、時間を置
くことにより生地と餡がなじみ、より美味しい和菓子となります。